最近の相続相談事例。その2

8月3日と10日の二日間、弊社共催の無料相談会に相談員として参加してきました。
その中で相談者の方々が生前贈与対策にご関心をお持ちでしたので、私のほうからもいくつかお話させていただきました。

ここ数年で生前贈与は多く活用されているようです。
国税庁発表の贈与税の申告状況より、近年の贈与税申告の傾向が次のように見えてきます。
・暦年贈与の申告人数・納税人数は増加し、納税額は減少
・精算課税贈与は申告人数・納税人数・納税額いずれも減少
・住宅取得等資金の非課税制度は申告人数・納税人数・非課税適用額いずれも減少

分かることは、相続対策として生前贈与をされる方はここ数年増加傾向にあるようです。
しかし、納税額が減少していることから、一回に贈与する金額が少なくなっており、中にはご親族に少額ずつでも幅広く、数年に渡り贈与されている方もいらっしゃるようです。
この傾向は精算課税贈与と住宅取得等資金の制度の適用が減少していることからも見て取れます。

次回は、生前贈与対策のひとつである教育資金贈与について、ご相談者の本音をご紹介します。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 2694
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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